前回、聖典バックとハンドブックが底をついたので本山に注文しましたが、バックは廃版、ハンドブックも冊子に替わり、新人の子に謝りました。
お勤めの練習は、初めての子もいるし時間短縮も兼ね「らいはいのうた」を若院の調声で練習しました。
ハンドブックの『作法編』⑤お焼香を読み聞かせ、学習しましたが身につくまでには至りません。
回を重ね自然に合掌礼拝しお念仏が称えられるようになるしか無さそうです。
本堂でお勤めの間も庫裡ではお楽しみの準備調えられていました。
かざりの折鶴も川崎夫妻同行が助っ人に入り、世界の国旗や花札柄の鶴を準備してもらっていました。
本堂でのお参り学習を25分で切り上げ、庫裡に異動し正月飾りの制作です。
材料調達や作り方を一月以上試行錯誤していた坊守さんは、作り方説明にも気合いが入っていました。
まず初めは、土台のコップを隠す紙の選択からです。
三角色紙には両面テープが貼ってあり、2枚の色紙で簡単にコップを隠し白オワシスを富士山に見立てたベースができあがりました。
ベースができると、本日の作業モチ花作りです。
ススキとほうき草の枝が配られ、思い思いの富士山8合目位にブスッと刺されました。
お華束のお餅を電子レンジでチンし、発泡スチロールの箱の中で保温してあった餅種を配り飾り付けをします。
初めは面倒くさそうに言っていた子が、ある程度進むとこの枝もあの枝もと作業が終わりません。
そんな子たちを急かしながら、川崎同行指導で折り鶴も作ります。
あげまき結びは、ここ数日特訓をして完全マスターの住職が担当です。
見れば分かる
マニュアルシートも準備しましたが、普通のチョウチョ結びと違うので、大人も子ども殆ど結べず、引っ張り出せば良いとこまで手伝ってあげました。
今回はサッカーや習い事で遅れて来る子もいました。
前回作ったより紐を預かって置いたのが功を奏した感じです。
今回初参加者はより紐も作ります。
それを見ていた、花かざり完成させた子は、また紐を作りたいと列ができてしまいました。
より紐器、高い買い物でしたが活躍してくれ嬉しくなります。
完成したら、折り鶴と富田さんが作ってきてくださった、藁縄とナンテンのしめ縄をつけました。
いかにもお正月という感じになりました。
作品が完成したら、玄関ホールに並べます。
モチ花にあげまき結びの正月飾り、いろんな素材を組み合わせそれぞれの個性が際立ちながらも、数千円の値札が付けられそうな、なかなかの完成度でした。
作品が無くなった広間では、おやつが配られます。
手作りアップルパイと雪見だいふくにイチゴ添えという、クリスマスには負けられない正尊寺の気合い入りの豪華版でした。
今回はコナミちゃんが朝からオーブンフル稼働で作ったアップルパイ、お供えのリンゴをスライスしバラの花のように巻いたお手間入りです。
最後に作品の後ろに並び、記念写真を撮り、手提げ袋や段ボールは子に入れてお持ち帰り準備でした。
今回はモチ花作りに力が入り、いつもより40分以上時間超過し9時15分頃『恩徳讃』を歌って合掌礼拝して解散となりました。
帰りは遅くなりましたが、3連休親子ともゆっくりとキッズサンガを楽しんでもらえたようでした。
今回も4日前に案内葉書20枚ばかり出しました。
前回来た子や参加できそうな親子の顔を思い浮かべながら、ピンポイントでの案内新人1名来てくれ賑やかに開催することができました。
来月は報恩講お初夜、日曜日なので30分早めて行います
1月15日(日)午後6時30分から開催します。
親子で是非参加下さい。
※ 前回のお経教室