平成27年 第2回 十三参(じゅうさんまいり)
昨年テストケースで始めた十三参り、大きな手応えを得て今年は正式行事で募集となりました。
7名の申込、その内5名が女子着物レンタル希望、一週間前の15日の日曜に衣装合わせの日として、参加者に集まってもらっいました。
貸衣装は基本足袋は自前、1時間ほどの行事で上等な白足袋を買ってもらうのも大変とお思い、安価な白足袋ソックスを準備しておいた。
着物や袴が上等なので、注目度薄く着物に調和していました。
前日、庫裡仏間は緋毛氈を敷き、金屏風を立ててお祝い事の雰囲気を整えます。
色紙揮毫のブースにはお手本と和紙用筆ペンも準備3本準備でした。
記念品は星月菩提樹の腕輪念珠、女子は赤い緋、男子は青い紐とオリジナル缶に入れてで作ってもらいました。
住職が心を込めて揮毫したチョッと小さめの色紙です。
集合時間より30分以上早く参加女子は集合してきました。
庫裡大広間を障子屏風で仕切ったお着替え室で、貸衣装『あきも』さんから着付けをしてもらいます。
着付けが終わると親さん達は我が子の晴れ姿を撮影、最近のお母さんはほとんどがスマホでの撮影でした。
快晴で温かな春の日差し、時間も余裕があり全員境内に出て記念写真でした。
住職は内陣の礼盤にあがりお勤めです。
表白文
本日ここに 仏祖の尊前で 正尊寺十三参りを 勤修するにあたり うやまって 申し上げます
このたび 参加の若人は 干支一巡し 十三歳になろうとしております
受け難い人の世に生を受け ご両親をはじめ多くの方々 そして目に見えない仏様の 恩恵によって成長され
無事に初等教育を終えられ 中学へと進級されますこと まことに尊いご縁のたまものであります
物の価値観や社会の仕組みが 急速に変わる時代の 真っ只中での勉学 さまざまな障害や挫折に 会うかもしれません
しかし どんな状況でも つねに浄土真宗の み教えを聞きひらき 苦難を一つ一つ のり越え 悔いのない 青春を歩まれるよう
み仏のおん前で 正尊寺住職釋雲来、 謹んで申しあげます
お焼香
時間の都合上、15分以内に納めなければなりません。
十三参りのキーワード「お陰様」を飛び立つ飛行機を譬えに、汗かきながらのお取り次ぎでした。
お茶菓子はクッキーやチョコレートで、まだあどけなさが残る青年の口に合うよう準備しました。
緋毛氈の上で正座をして、お祝いのお点前を受ける姿は、元気印の日曜学校生を卒業した感がありました。
一気に抹茶を飲み乾し、顔をしかめていました。
緋毛氈の上で正座をして、お祝いのお点前を受ける姿は、元気印の日曜学校生を卒業した感がありました。
一気に抹茶を飲み乾し、顔をしかめていました。
住職からこの苦みが大人の味だと説明を受け、誇らしげな顔に変わる子もいて、青春節目の行事と確信しました。
その姿を写真で残しやすいように、机の位置も考えました。
十三参り締めくくりは一文字揮毫した色紙を持っての記念写真、お陰さまの心大切に成長していくことでしょう。
金屏風を背に、チョッと照れながらの記念写真ですが、まるでスターの記者会見のように、シャッターの音が庫裡に響き渡っていました。
式が終わった午後2時から、本堂は永代経の法要が始まります。
十三参り締めくくりは一文字揮毫した色紙を持っての記念写真、お陰さまの心大切に成長していくことでしょう。
金屏風を背に、チョッと照れながらの記念写真ですが、まるでスターの記者会見のように、シャッターの音が庫裡に響き渡っていました。
式が終わった午後2時から、本堂は永代経の法要が始まります。
せっかくの晴れ姿、親さんは名残惜しそうに、境内でいつまでも記念撮影が続いていました。
by shoson-kids
| 2015-03-21 14:00
| 行事